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【投資と回収:実践】自分のホームをつくる──発信を始めるための全体像と選択肢

【投資と回収:深める #2】「声」と「場」の投資 〜発信がもたらす律・つながり・未来〜 でお話ししたように、
自分の声が帰る場所=ホームを持つことは、あなたの律を守り、つながりを育み、未来への投資になります。

ここでは、実際にどのようにして「自分のホーム」をつくるのか、その全体像と選択肢をまとめました。

なぜ「ホーム」が必要か(おさらい)

SNSは便利ですが、あくまで「借り物の場所」です。
アルゴリズムも規約も変わるため、あなたの言葉がいつでも残り続ける保証はありません。

だからこそ、自分の土地(ドメイン)を持つことが、未来の資産づくりの第一歩になります。
小さな一歩が、大きな積み重ねにつながります。

ホームをつくるための全体の流れ

ステップの全体像

  1. 方法を決める(どの媒体で始めるか)
  2. ドメインを取得する(あなた専用の住所を決める)
  3. サーバーを契約する(土地を借りるイメージ)
  4. WordPressを設置する(建物を建てる)
  5. テーマを設定する(内装・外観を整える)
  6. 記事を書く(あなたの声を重ねていく)

最初はすべてを完璧にしようとせず、「まず1記事書いてみる」くらいの感覚で十分です。

発信方法の選択肢と組み合わせ方

発信にはさまざまな手段があります。
note、Instagram、X(旧Twitter)、YouTube、公式LINE、メルマガ、自分のWebサイトなど。

それぞれに得意分野があり、どれか一つではなく「役割分担」で組み合わせるのが最も効果的です。

メディア 特徴・役割
note 長文・ストーリー・世界観の深掘りに強い。
Instagram 視覚・日常の気づき・雰囲気の共有に向いている。
X(旧Twitter) 短文・速報性・対話・拡散に強い。
YouTube 視覚と声で伝わるため、雰囲気や解説に最適。
公式LINE クローズドで深い関係が築ける。お知らせにも強い。
メルマガ 長期的な関係性の構築に最適。濃い内容に向く。
自分のWebサイト 情報の拠点。積み重ねる資産。検索にも強い。

APLFでは現在、以下のような「役割分担」で運用しています。

  • Webサイト: APLF全体の拠点・哲学・長期資産
  • note: ストーリー・世界観の深掘り
  • Instagram: 風景・日常・美意識の共有
  • X: 気づき・速報・対話
  • LINE公式: つながった人へのフォローと案内

WordPressが選ばれ続ける理由

発信の「ホーム」として最も選ばれるのがWordPressです。
理由はシンプルで、

  • 自分のドメインで積み重ねられる
  • プラットフォーム変更の影響を受けにくい
  • 世界中で利用されているため情報が豊富

ただし、ゼロからデザインや構築をするのは少し大変。
そこで重要なのが「他人のリソース」を借りるという投資です。

「他人の力を借りる」ことも、立派な投資

すべてを自分でやろうとすると、時間も労力も奪われてしまいます。
目的は「サイトを作ること」ではなく、声を届けることです。

WordPressには「テーマ」というデザインの土台があり、これを使うだけで、整った家がすぐに建ちます。
無料テーマでも十分使えますが、安定性や世界観を整えるなら有料テーマも選択肢です。

私自身は、日本製テーマのひとつである TCDテーマ を使用しています。
デザインや運用のしやすさが整っているため、コンテンツに集中できました。

もちろん、TCDに限らず多くの優れたテーマがあります。
あなた自身が「しっくりくる」ものを選んでください。

まとめ

ホームをつくることは、未来への投資であり、
あなたの声を守るための重要な行為です。

最初は小さくて大丈夫。
一記事、一投稿からでいい。
そこから、あなたの声の輪郭は確実に育っていきます。

次の一歩

  • どの媒体から始めるか決める
  • ドメインやサーバーを調べてみる
  • WordPressテーマをいくつか比較してみる

おまけ:さらに深く知りたい方向けの参考情報。

おすすめの構成例と参考リンク

迷ったときは

「どの媒体にするか」「どんな声を届けたいか」を整理することも大切です。
APLF オンラインセッションでは、あなたの現在地を整理し、最初の一歩を一緒につくるお手伝いをしています。

具体的な構築段階に進む場合は、APLF ホーム/メディア構築サポートもご利用いただけます。

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竹中 慎吾

竹中 慎吾

しなやかな律と、日常の美しさを探る実践者

東大大学院修了後、外資系テック企業で働きながら起業。 現在は、人・もの・自然をつなぐ活動を軸に、自己の律と他者との共生を探求しています。 APLFでは「自分らしく、しなやかに生きる」ための実践知を発信。 日々の整えから人生の投資と回収まで、思考と行動を行き来しながら、しなやかな律と日常の美しさを探し続けています。

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Shingo Takenaka
APLF主宰

自分の律で、しなやかに生きる。
人・もの・自然と、つながりめぐる日々。
東大院|外資テック|起業10年

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